第019回 チャイ、駐車場が気になる
(文字起こし:あかりさん)
宇田川君、仕事がない
チャイ:みなさん。おはようございます。
宇田川:おはようございます
チャイ:本日は日曜日の朝ということでかなり久しぶりの収録となります。
宇田川:そう、結局あいちゃったね。
チャイ:そうなんだよね。なんだかんだ4月は新生活のスタートの時期というので、慌ただしいですな。
宇田川:慌ただしかった。
チャイ:最近どんなことしてんですか。
宇田川:俺ね、これをとうとう言っちゃおうかなって思って。
チャイ:何??
宇田川:あのね、仕事下さい。
チャイ:なんだよそれ!?この場でいきなしなんだよ、それ。
宇田川:だからこの場で言おうかな、やめようかなって思ったんだけどさ。まあでも言ってみるもんかなって。
チャイ:どういう状況になってんの、今。
宇田川:仕事がないんだよね。
チャイ:え、今グループ展やってんだから仕事とんなかったって言ってたじゃん。
宇田川:とんなかったこともあるよ、そりゃ。とんなかったこともあるけど、そうとも限らなかった。
チャイ:グループ展に集中しているからしばらく仕事はってゆってよ
宇田川:それ多分自分に嘘付いてた
チャイ:なんだよそれ
宇田川:まあ暇で暇で
チャイ:前の職場の歓送迎会があってさ、昔の職場の人と久しぶりに逢ったんですよ。そのときに宇田川君の話になって、一度職場に来てくれたじゃん。その時に知ってる人もいたから、話したんだ。なんでも、うちの職場で働いている女性が、家族が写真を撮りたいんだって。家族写真。それで「気軽にしっかり撮ってくれるカメラマンがいたらいいな」って話をポロっとしていたから、「俺の知り合いにカメラマンいるよ」っていったら、「カメラマンいるんですか??」ってことになって、「家族の写真を撮ってくれないかな」って言っていたんだ。でも、「その人無理だね。その人の作品こういうやつだから」って代表作をいくつか見せながら、「写真に落書きしちゃったりとか、写真を撮ったのを切ってまた張り直したりする感じなんだけど大丈夫」って言ったの。そしたら「ああ、スタジオアリスで撮りまーす」ってさ。
宇田川:そうやってみんなそうなんだ。知ってる。みんなそうやって大きなところが仕事を奪っていくんだ。
チャイ:どんな風な写真撮れるかって不安があるからこっちも勧めづらいよ。
宇田川:不安があるよな。俺もカード二つ持ってるじゃん.作品としての写真と、仕事としての写真だから、どっち出したらいいのかわかんね
チャイ:そりゃ仕事としてに決まってんだろ。基本ニーズに応えてくれないと、基本的には。お金もらうってことはその人のニーズに応えるってことだから。
宇田川:確かにね。その結果あれですよ。その結果仕事下さいと。
チャイ:それニーズに応えてくれる状態なんですか
宇田川:応える応える。なんでも撮っちゃうよ。
チャイ:どういうクオリティで撮れるの
宇田川:なんとなくクオリティ
チャイ:それが不安なんだよ
宇田川:空気感がなんとなくそれっぽい
チャイ:戦場じゃあないのにちょっとピンぼけ。ぜんぜん揺れてないのに
宇田川:有るかもね
チャイ:そうですか。そんな悩んでるとは知らなかった
宇田川:悩んでるっちゃなやんでるけど、悩んでないっちゃなやんでない。
チャイ:どういうこと
宇田川:とりあえず仕事がないってことだ
宇田川君、打ち合わせしてない
チャイ:でも昨日の夜も打ち合わせしてたじゃん
宇田川:打ち合わせっていっても、俺小学校の頃いたずらっ子だったの。一緒にいたずらをやってたやつとすげえ久々に再会したの。俺の小中高一緒の友達がいて、そいつがずっとT君と仲良くて、中学校から別になったんだけど、学区が違って、T君とY君が仲良くて引き合わせてもらって。
チャイ:それで逢ってたんだ。打ち合わせっていっていた気がする
宇田川:最初は打ち合わせもあったんだけど、結局同窓会になっちゃった。
チャイ:なるほどね
宇田川:そうそう
チャイ:じゃあ、仕事の話じゃないんだね、昨日のは
宇田川:ないね
チャイ:じゃあ打ち合わせってゆうなよ
宇田川:最初は打ち合わせの予定だったんだよ
チャイ:仕事じゃねえなら打ちあわせってゆう言葉を使うなよ
宇田川:なんかの打ち合わせかもしれない。それが同窓会になっちゃったんだよ。
チャイ:解りました。じゃあ仕事については、そうですな、なんかもし、本当に物好きがいたら、物好きなかたで宇田川さんに写真撮ってもらってもいいなっていうひとがいたら
宇田川:高いけどな
チャイ:絶対たのみたくない。ちょっとクオリティ低くて高い
宇田川:クオリティ低くてお値段高め。
チャイ:全部逆いけば、遅い、下手。高い
宇田川:いつまでたっても納品されない。まてど暮らせど、であがってきたらなんだこれはって
チャイ:とんでもねえカメラマンだな
宇田川:いつかそういう時代がくるかもよ
チャイ:遅い、高い、下手
宇田川:でも今速い、美味い、安い、って常識じゃん
チャイ:それは誰もが求めてるからそっちよっていくんじゃないの
宇田川:でも常識をひっくりかえすのが儲かったりするんだろ
チャイ:じゃあ、その路線でいけば、本気で
宇田川:本気でいったらまたここで仕事募集しちゃうよ
チャイ:いや。徹底して宣伝もしない。遅い、高い、宣伝もしない。全部流れ逆。
宇田川:それ、世の中に知ってもらえるのかな。でも知ってもらえないのがいいんだもんね
チャイ:そういう究極の今までの流れから真っ向から反対する
宇田川:すけえ冒険だな。やったほうがいいかな
チャイ:どうやって金持ちになるか誰にもみえない
宇田川:それやったらすごいね
チャイ:それで大成功したらね、
宇田川:それ見通したたねえな
チャイ:大成功しなかったら、歴史に無風だよ
宇田川:歴史にもならないコンセプトだ。どうやって暮らしていけばいいんだろう。暮らしていかない。全部逆だから、暮らしてもいかない。
チャイ:どうすればいいの、ご飯も食べない
宇田川:ご飯食べない
チャイ:寝ない
宇田川:寝ない。座らない。
チャイ:立たない
宇田川:立たない。
チャイ:どんな感じ
宇田川:ちょっとぴょんぴょんしてる感じかな
チャイ:仕事してなくて家でぴょんぴょんしてるやつ相当やばいぞ
宇田川:大丈夫、知られてないから
チャイ:知られてないのは強みだね
宇田川:そう、何してもばれない
チャイ:知られてないだけで十分だな。
宇田川:確かに。知られてなかったらその先なにしても
チャイ:何んにも問題ない
感覚と存在
宇田川:実は家でごろごろしていて、ご飯を一杯食って、実は写真一生懸命でも知られてなかったら関係ない
チャイ:しかも家でごろごろして、仕事してなくて、立っても座ってもいなくてぴょんぴょんしていても、知られていなければなんにもない。そこだな
宇田川:それって不思議だよな。なんちゃらの猫ってあるよね。
チャイ:何それ
宇田川:シュトレーゲンの(シュレーディンガーの)猫と同じじゃない
チャイ:でもずっと前に言ったけど、誰もいない森で木が倒れたときに音がするのかという問題と一緒だな.
宇田川:それ結局するの
チャイ:音自体はするかも知れないけど、音って結局聞こえた人が音がしたというので、聞こえた人がいないんだ。誰もいない森で木が倒れた。その時に音がするのか。だから、昔話したアートの話と一緒で、アートは見てもらった鑑賞者の中で完成するという考え方と近くて、アートは提供されて展示された段階ではアートは完成されていない。作成された時点で作り手の手を離れてもその時点ではアートは完成されてなくて、それが鑑賞されてその心の中でなにかが動いて初めてアートは完成する。だから木が倒れてもそれが聞こえた時点で初めて木が倒れた音がするのであって、だれもいない森の中で木がたおれて音がするかっていう命題はアートに近い
宇田川:つまり誰も知らない状態で俺は働いているのか
チャイ:俺らの存在が誰にも知られていない状態で存在と言えるかということ
宇田川:知られてなければ一生懸命働いても一生懸命働かなくても同じってことだよね
チャイ:よく考えたら人生は違うかも。感覚に関係するものは5感で受け取った時点で初めて成立するから、受け取るという感覚を介さないもはあるだけで存在かもしれない
宇田川:受け取るという感覚を介さないものってなに
チャイ:だから、ものがあるというだけならあるという事実はかわらないけど、臭いがするっていうことは人が臭いを嗅がないかぎり臭いはないじゃん
宇田川:でも、あるってことを確認するには、見るか触るかしないと
チャイ:感覚をともなう場合はそうだよね
宇田川:感覚なしに何かがあることってないんじゃない
チャイ:でも、神がいるかいないかは感覚はないと思う
宇田川:ないよね
チャイ:それでいるっていうことが成立することになってるじゃん
宇田川:どうしたらいいだろう。それくらいかな
チャイ:わかんないけど、5感を介する。人間がこの世界の真ん中にしっかりとあって、人間の感覚が世界をみていると考えるならば、必ず人間の感覚にかたりかけないと成立しないけど、人間がど真ん中にいないとすれば変わってくる
宇田川:それ不思議だよね。宇宙人とかいるかいないかで、実は今俺らのいる次元とは全く違う次元で同時にここに存在したら俺らはすれ違えな
チャイ:パラレルワールド
宇田川:俺らが生きてる基準と全く違う基準で存在してたらここで同時にすれ違ったりとか、同じ部屋にいる可能性はある
チャイ:次元だ
宇田川:色んな力学とか全然違った話で成立している世界があったら
チャイ:それがあるかないかは俺らの感覚に訴えかけないから無関係だから。でも本当にあるかもしれない
宇田川:無関係なものはないとしてしまってもいいのかな
チャイ:人間で生きている以上はそれで困らないだけの話で、困らないけどあるかないかの実在の問題となると話がかわってくる
宇田川:実在かどうかでは無いことになるんじゃないかな
チャイ:俺らの感覚の中ではない。でもあるかも知れない
宇田川:有るかも知れないって思っちゃう感覚って不思議。哲学ではそういうわからないものはないと判断して話を進めたりするけど。でも宇宙人いるかもねということとか、
チャイ:なんかやっぱり科学がもっているのって、再現性、もっかいここでやりなおせるとか、もう一個科学のあれ。なんだっけ。
宇田川:おれ科学のことなんも知らない
チャイ:とりあえず確認できるという作業が必要なんだけど確認出来ない物は科学的にはないとするけど、確認するのは人間だから、科学の思考である以上は人間が最終確認するじゃん。人間が最終確認しないことがそもそも考えられる
宇田川:どうしたらいいんだろうね。不思議じゃない。最終確認人間がしてないけどある事になっている
チャイ:宗教とかそんな。最終確認できないもん。
宇田川:なるほど
チャイ:以上、フリートークでした。
チャイ、駐車場の「空有」が気になる
チャイ: 最近気になるのコーナー、今日は僕から。実は最近じゃないんだ
宇田川:なにそれ、未来のこと
チャイ:いや前前。気になるというか、高校生の時に話は戻るんだけど、駐車場に“空有”って看板出てない。すごいでかく。あれ高校の時にちょうど友達と歩いていて、おいここの駐車場“そらがある”って書いてあるぜ。“空”なんてどこにでもあるのに、なんで強調してんだろうな。って。でその時には話は終わったんだけど、実はずっとその事が心の中に残ってて。それがすごいなって思ってる。
宇田川:“空有”が
チャイ:別に“そら”なんか売りじゃないはずなのに、むしろ駐車場なんか屋根があったほうがいいじゃん。それを敢えて屋根がないってのではなく“そら”があるぜうちには、っていうポジティブ感。前向きないい言葉に聞こえてきて。駐車場“空”あり。なんか南向きで陽が入ります以上に“空”があればなんでも心が晴れるな。
宇田川:それってお父さんが、家族会議で夜食卓で明日から引っ越すぞって、子供がわあ新しい家どんな家ってきいて、“空有”だって。すげえ路上生活だったら苦しいぞ。
チャイ:でも駐車場で本来なら野ざらしを“空有”って表現する前向きさがそれに励まされて、自分にとって最も不利な条件を逆に売りにしているなって。駐車場は。それですごい落ち込んでいるときとか前向きになれないときにその看板みつけると“空有”ってかいてあったら、俺にも空がある。この駐車場は金とって“空有”っていってるけど、俺だって空あるぜ。しかも自分が突かれたら痛い所を強調して“屋根無し”じゃなくて“空有”っていう感じ
宇田川:かんじんなのは本当のところはそこじゃない
チャイ:あれすごいと思うんだ。“空有”っていうの
宇田川:それを高校生の時に、発見してしみじみ思いを温めて
チャイ:その時にしみじみ“空あり”って書いてあるから、空なんてどこにでもあるのに面白い看板だなって冗談でいってたのが、だんだん冗談じゃなくなった。“空有”ってすごい言葉だなって思って
宇田川:冗談で最初いってたのに冗談じゃなくなる感じってあるよね。いつのまにかそれば自分の中で本当になっている。
チャイ:子供が嘘付いて引き返せなくなって、記憶もそれに塗り替えられちゃう
宇田川:そこまでか
チャイ:空きありってのはそれだけで不利な情報、良くない情報だし。それでしかも屋根がない。いいなあって思ったのと。つい最近それが深まったの。“そらあり”の段階で関心していたの。でもだんだん最近見過ぎて、“くうあり”って読めてきて。駐車場に“くうあり”って書いてある。ちゃりんここぎながら“くうあり”をみつけると深いね。仏教の概念に“空”ってあるじゃん。
宇田川:俺も詳しくは知らないけど
チャイ:空という概念は“ある”と“ない”のちょうど間をとる概念。
宇田川:俺の仕事みたいだな
チャイ:あるとないのあいだで、あるでもとらえられない、ないでもとらえられない、その真ん中が空なんだけど、はっきりゆうと“空有り”っていう言い方はできない。空はあるものでもないものでもないから、空ありってことは成立しない。
宇田川:どうなんの
チャイ:空はあるとはいえない。でも空はないともいわない。それが空なの。だから空有りっていうのが成立しないので“空有”がないなって。変な言葉だな。それこそ無いがあるとか、有るがないっていっているようなもの
宇田川:ないがあるね
チャイ:“空有”っておかしいなっておもってたんだけど。空について説かれた教典で般若心経ってのがあるんだけど、この世はみな空だって話だし、空について考える、全て空だって。全てのこの世界が空だって説いている教典なの。全てが空だってことを般若心経が説くんだけど、それによって空があるってことが解っちゃうんだよ。
宇田川:もう一回
チャイ:全てが空だってことを般若心経が説かなかったら俺らは空の存在をしらない。でも般若心経が空について説明したから俺らの世界に空というものがあることが存在することがわかった。でも空はあっちゃいけないから、般若心経は空があるとは言っているけど、それ自体が自己相違なんだよね、それが駐車場に書いてある
宇田川:書いてねえから
チャイ:あの駐車場をみると、般若心経の深さというか、この駐車場は何を俺に言いたいんだ、とてつもない前向きに生きろ、どんなマイナスなこと、自分にとって不利なことがあっても空があると捉えられるよという呼びかけとともに、空があるという。般若心経はそう説いてある。なるほどなっていう大混乱
宇田川:ぜんぜんなるほどじゃねえ
チャイ:だから駐車場が深すぎて、
宇田川:俺の友達が一人、海外で一人で頑張ってるやつがいて、そいつが追い込まれた時期に色んな数字からメッセージを受けとり始めて、それ状態だな
チャイ:おれ色んな数字じゃないよ。駐車場だけだから
宇田川:駐車場だけにメッセージがあるんだ
チャイ:駐車場だけに気になって、見るたびに色んなことを考えている。深い看板
宇田川:深くない。空あり。ないがあるって面白いよね。
チャイ:ないがあるってことあり得ないし、空あり、しかも漢字で書いてある。“空有” の二文字。子供の時に“月極”も北極の極じゃん。駐車場って謎のメッセージが多い
宇田川:有りますのますが〼の字。月極の極が北極の極か極道の極しか知らないから。結構駐車場危ないと思う
チャイ:ここが月の極と言っている
宇田川:極道の関係が有ると思う
チャイ:もっと危ないのは無断駐車したら金3万円
宇田川:訳のわかんねえルール。あれ勝手に決めていいのかね
チャイ:場所によって違う
宇田川:常識的な範囲ってあるのかね。無断駐車をどのくらいの範囲かね
チャイ:止めたら無断駐車だろ
宇田川:止めたら速攻で3万円
チャイ:3万円おじさんがいるのかね、望遠鏡で覗てんだろうな
宇田川:思い出した。まえ銀座いったら、10分600円の駐車場がある。うそかな、10分400円かな。時給で計算したら2400円じゃん。俺駐車場のバイトやろうかなって思った。
チャイ:それ土地がないと出来ない
宇田川:そう思うじゃん。でも土地があったらお金かかるじゃん。もともとの。だから、時給2400円で10時間働いたら2万4000円だよ。駐車場のバイトつくったらいいんじゃ
チャイ:それは土地が有り余っている人が不動産屋の仕事の一つとして、土地の運用としてやってる
宇田川:それじゃバイトにならない。時給2400円の駐車場のバイトを作ることを考えてよ
チャイ:自分の上に車駐車していいていう感じか
宇田川:それでもいい
チャイ:バイトって自分の肉体労働で時間を切り売りすることで、駐車場は土地を持っていないと
宇田川:そこをなんとかバイトにしてよ
チャイ:土地ないと無理だよ
宇田川:土地あったらバイトする必要ないじゃん
チャイ:そういうことだよ。バイトは自分の切り売りで、駐車場はその土地の時間を売ってるんだよ
宇田川:だから土地がないから駐車場のバイトなんとか出来ない
チャイ:出来ないでしょ、それは
宇田川:そこをなんとか
チャイ:それは無理だよ
宇田川:そこをなんとかしてほしいのおれは
チャイ:それ違う人に頼んで.
宇田川:お前以外に誰に頼めばいいんだよ
チャイ:おれ駐車場の専門家じゃないんだよ
宇田川:でも駐車場と対話できるんだろ
チャイ:駐車場について考えさせられた。言えば看板だから。看板持ちのバイトやれば
宇田川:それ普通のバイトじゃん
チャイ:それを駐車場でやる
宇田川:だれがみてくれるの。誰も知らないじゃん。
チャイ:“空有”て看板を持っているんだよ
宇田川:それロマンある
チャイ:最初“そらあり”うらがえしたら“空あり”みんなが困惑する
宇田川:たまにぱたっと裏返す “そらあり”から“くうあり”
くうありのときにはお坊さんスタイルにして
チャイ:持っていたらお金くれるかも。くうありと書いてお茶碗もっていたら
宇田川:それバイトになる
チャイ:ある種の詐欺だな
宇田川:バイトにならねえじゃないかよ
チャイ:それが気になりますな。
宇田川:なるほど、空ありね
チャイ:そんな感じ
宇田川:了解
チャイ:以上本編でした
メール紹介
チャイ:じゃメールコーナーいきましょう。メールも実は多く頂いています。たくさん.
宇田川:本当に
チャイ:本当なんだけど、実は同じ人ばかり。
宇田川:それなんか多くって言ったらいいのか迷う
チャイ:すごいたくさんもらっているんだけど、殆ど同じ方から、数名が何通も送ってくれている。その中でも初めての人がいますのでいくつか読んで行けたらと思う。
宇田川さんチャイさんこんにちは。いつも楽しく拝聴しています。完全にファンです。前回の放送で二人が自分の感性に近いものとその延長とのせめぎ合いのところでしか自分を広げられない。あまりにも感性が違い過ぎると受け入れられないとおっしゃっていて、本当にそうなりがちだなと思いました.そこから思ったことですが、自分の感性からちょっと離れているかも思っても好きな人への感覚としてありませんか。感性とは違うかも知れませんが好きなひとがどういう音楽をきくのか、どんな本を読むのかなど知って、あ、自分とは違うけどもっと知りたいと思う様な感じ。もしこれが好きという気持ちのひとつだったら自分の感覚と遠い物も受け入れようとする珍しいことだからすごく尊いなと思いました。私は結局友人や恋人は自分の感性に近いと思うのですが、皆さんはどうなんでしょうか。
宇田川さんやチャイさんは好きとはどういうことですか。あんずさんからのメールです。
宇田川:なるほど、感性ね。それ確かに同じ感性の人を好きになるのって、わかるじゃん。まったく違う感性の娘とが気になるのは確かに好きになせる力なのかなって確かに今思った.そう考えたらすごいね
チャイ:そうだね、全然ちがう感性の人を好きになる。
宇田川:あれじゃない、怖いものみたさというか
チャイ:好奇心
宇田川:好奇心だよね、それより、好きになっちゃったからこの人の自分とは全く違う趣味のものも好きになってみるということ。確かにそれは、ただそれは恋の原動力じゃねえ
チャイ:かっこいい言葉知ってるな
宇田川:恋したらなんでもできちゃう
チャイ:ここで出てくるのは気が合うからとか、お互いに興味があるから好きになるケースと、好きに先になって、その後相手に合わせていくという二つの好きがある。先に好きになっちゃうケースと後から好きになるケースを分けて考える.好きに付いて。だんだん感性が解って来て、その人と理解し合う事ができて、好きになるのは比較的意味がわかりやすい。自分の感覚と感性が近いものを好むのは。でも先にその人が感性がわからないのに好きになるってどういうこと
宇田川:一目惚れ
チャイ:そういうのも含めて。なんでだろう、なんにも知らないのに
宇田川:なんにも知らないのにそこまで好きになれるのはすごい
チャイ:どうしてそうなるんですか
宇田川:とにかくかわいいとか。かわいくてしょうがないみたいな
チャイ:まあそうだろうね。そうかも知れないけどとにかくかわいい人をみんな好きになる訳じゃない。
宇田川:とにかくかわいいのは解るじゃん。みたら。
チャイ:比較的わかりいいケース。
宇田川:でも別に好きにならないと不思議じゃない
チャイ:でもとにかくなんかしんないけど最初から好きになっちゃうのはなんだろうな
宇田川:なんだろうね。なんかあるのかな。波長が同じなのかな。顔みたり、趣味みたりするじゃん
チャイ:確認みたいな
宇田川:そうそう
チャイ:その時には自分の好み、ようするに感性がちがってもなんとか受け入れていこうとなる。そういう感覚あるよね。逢った瞬間の見た目とか仕草とか。
宇田川:同じ様な価値観で育ってきたかどうかは結構大事。
チャイ:そうだね。そういう感覚ってあるね。でもその人がぜんぜん好みが違ってもそれを受け入れようと自分が広がって行く。でも俺そんなに違うひとを好きになれないな
宇田川:感覚にてる
チャイ:結構じゃなくて、ぎりぎり違うんだけど、でも全然ちがう人とか、例えば狼に育てられた子供とかがすごい美人でもちょっと好きにならない。急に
宇田川:ならない?
チャイ:なる??
宇田川:逆に狼に育てられた子だったら好きになっちゃう
チャイ:宇田川君は???
宇田川:「まじ、なにその話、すげえっ」てさ
チャイ:それ好きじゃない。好きな人に言う台詞じゃない
宇田川:聞きたくない??
チャイ:全然好きが伝わってこない
宇田川:聞かせてちょうだいって感じだよね。それなっちゃうよ。
チャイ:おれ、年齢によっても違うな。だんだんそういう感じじゃなくなってきた。感性が近い方になる。安定に向かうってこと。
もう一ついきます。
チャイさん宇田川さんこんにちは。はじめてお便りします。オタコトハと申します。毎回楽しく拝聴させていただいています。二人のおしゃべりがとても心地よくて楽しくて拝聴するのが日々の楽しみになっています。ずっと聞き続けていたいなと思う大好きなpod castです。なので是非お二人がおじいさんになるまでお二人のペースで続けて下さい.まあ私のほうが先におばあさんになりますけど。ひとつリクエストがあります。チャイさんと宇田川さんの出会ったなれそめを知りたいなと思うのでもし差し支えがなければお話していただければと思います。
宇田川君となかよくなったのはちょっと時間がかかったね。
宇田川:時間かかったね。かかったかな。頭半年くらいじゃない
チャイ:宇田川君が俺のことを嫌うからだよ
宇田川:嫌ってないよ。お前が訳の解らないあだ名を俺につけはじめるからだよ
チャイ:俺すげえ仲良くなろうかと思って、入学式のときから一年生の時から同じクラスで、フレンドリーに話かけてるのに怒ってさ
宇田川:お前がいきなりゴルゴってゆってさ
チャイ:そう、ゴルゴ。あだなゴルゴにしようと思って
宇田川:本当に意味がわかんないからな
チャイ:決めたんだよ
宇田川:なんできめたんだよ
チャイ:あだ名があったほうがいいかと思って
宇田川:それで話したこともないやつに、おいゴルゴって話すか
チャイ:ゴルゴーっていって、そしたらすげえ機嫌わるくなって、怒って。結構まじで怒って。それであの時にゴルゴってやめろよって。それでごめんて謝って、今度からゴルゴ君て呼ぶよって、そうじゃないよって怒って.
宇田川:それ時間かかるわ
チャイ:おれ相当仲良くなろうと思って頑張ったんだよ
宇田川:いきなり俺のことなんも知らないのに、いきなりこいつと仲良くなろうと思ったのはなんなの
チャイ:それさっきの好きに似ているかも知れないけど。もうこの人だなって思うやつ
宇田川:どのへんが
チャイ:ポケモンゲットだぜって感じ
宇田川:なんだよその軽い感じ
チャイ:あ、こいつは友達としてほしい。こいつは仲良くなりたいっていない
宇田川:あんまりいない
チャイ:俺結構そういう人がいて、それで宇田川君を見つけた時に友達になろうって思って、それであだ名つけたほうが仲良くなれると思って
宇田川:なんか間違ってるよ
チャイ:最初の一年は本当に仲良くなれなかった。半年くらいか。窓の所で話するまで仲良くなれなかったし、そのとき宇田川君がガチでゴルゴやめてくんないと真顔でゆって
宇田川:本当嫌だんったんだろうな。たしかに窓の所で話したの覚えてる
チャイ:宇田川が部活やめるとかいっているの。その時にとなりで話して、ぐだぐだ話してるうちに仲良くなってきて、俺はそれまで仲良かったつもりだけど、宇田川はそんなつもりなかったけど、ゴルゴやめてよから正式に友達になった
宇田川:窓際の戦いだな
チャイ:きっかけは窓際
宇田川:それで俺は部活も止めた
チャイ:なるほど
宇田川:いろいろありますな
チャイ:そうですな。ちなみにメールを一つ読むんだけど、これ読まないで下さいってことなんだけど、海外で聞いているよってことだけお知らせ下さい。ってメール
宇田川:読まないで下さいは俺よめないね
チャイ:で、海外で聞いてますという人からきてますね
宇田川:なんか逃げてるのかな
チャイ:逃走中か
宇田川:逃走中だよ。逃げてんだよ。ばれちゃいけないけど、実名で宿とかかいちゃった。
チャイ:でもメールは実名で来てないよ
宇田川:スパイとかが使うコードネームみたいなのをペンネームに使って、あいつはここにいるぞってやつ
チャイ:結構手落ちだな
宇田川:うっかりもののやつ
チャイ:うっかりがメールの中で気付けてるんだな
宇田川:書いちゃったおれ。なかなかしっかりしているところある
チャイ:じゃあ宇田川さんグループ展開催中ということで何か話ありますか
宇田川:初日とオープニングレセプションしかいってないんだけど、芳名帳見た。“○た”って書いてる人が何人かいるの。
チャイ:何人くらい
宇田川:俺がみた限りは4−5人はいた。書いてるって思って.嬉しいね。
チャイ:一日目しか見てないの。
宇田川:二日間しかみてない。あとは行ってないんだ。
チャイ:まじか。じゃあ4人くらいはリスナーがいる。
宇田川:4人は確定
チャイ:その人はツイッターとかで感想とか聞きたいね、最悪だったとかつぶやいてほしいね
宇田川:なんで悪い方悪い方なんだよ
チャイ:見て損したとか
宇田川:涙したかもしれない
チャイ:いろんないみで
宇田川:栃木から来たのにとか
チャイ:そういうの聞きたいね。最終的に何人か教えてほしいね
宇田川:全て終わったら確認します
チャイ:解りました。じゃあそんな感じですかね。
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