最近、「感情に振り回されないコツ」という本を読んだ。
感情に振り回されすぎな自分として、なんとかせねばという話であるが、なかなかよかったよ。
嫌な気分をすぐに手放す技術や乱れた心を整える工夫みたいなことが簡単に書かれている。
著者はメンタルトレーニング専門のドクター。メンタルトレーニングに興味があって調べてるうちに出会った本の一つ。
内容がわかりやすくて結構よかった。メンタルトレーニング的な要素がどういうとこなのかはわからなかったけど、医学博士という科学的な立場で自己啓発本みたいな感じ。いくつか心に残ったことがあるんだけど、その一つは「仕事なんてなんでもいい!」という話だ。
「希望の会社に入れなかった」
「今の仕事が向いてない」
「やりたい仕事ではない」
これは(たぶん誰でも?)悩んだことがあるし、オレ自身だって悶々としてきたテーマであるけど、仕事の悩みね。
これに対して、
「自分はどうありたいのか」
「どんな自分でいたいのか」
と考えることが大事だって答えてるの。
つまりね、心の状態ってこと。
仕事自体はなんでもいい。
でもその中でどうやって自分のメンタルをコントロールしていうかが大事だって。
中には、仕事自体をやめないとメンタルを変えられないケースや違う仕事にものすごくモチベーションをもっているケースもあるかもしれない。
でも、ほとんどは仕事に対する漠然としたないものねだりの不満や不安みたいなものじゃない?
そんなとき、不満や不安に心が支配されてやきもきするのメンタルではなく、「自分がご機嫌でいられるあり方」を積極的に選択し、それにむかっていこうって話。自分が自分の与えられた仕事で、ベストなコンディションを維持し、自分なりにベストパフォーマンスを目指していくってこと。
自分がベストであるなら、自分のメンタルが良い状態にできるなら仕事なんてなんでもいいんじゃないって話。
意識的に「自分をご機嫌にしていく」そして、ベストパフォーマンスを出せる「フロー」な状態へもっていく。
そういうのが大切じゃない?って書いてあったよ。
とっても読みやすくて示唆に富んでいた。
最近は自分を落ち着かせるための「呼吸」と自分を「ご機嫌に」するための心づかい。
そんなことを少し意識して生きています。
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ご興味のある方はチェックしてみて。
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