今月は仕事があって2回ほど京都に行ってきた。今回はその1回目の話。京都に行くついでに滋賀と三重にも行ってきた。今回もその旅を紹介しようと思う。
8/8(火)
この日は初めて滋賀へ旅行しに行った。
滋賀の米原という駅でリスナーさんと合流。そのまま彦根城へ。ひこにゃんの驚異的にゆるすぎるステージを見て絶句。登場してきたひこにゃんはチンアナゴ?的なものを手にもって手を振ったり鈴をならしたり、ひたすら無音で不思議な空気の時間が流れる。そもそもゆるキャラって格好といい動きといい変なやつばっかだ(笑)。もしかしてゆるキャラってどんな変な子でもスターになれるという希望の象徴なのか。。。それは個性尊重の時代の象徴かもしれない。

ゆるすぎるひこにゃん
そのまま彦根城の天守と博物館を見学。彦根城は400年前からそのままの城で作りが当時のまま昔ながらの木造で夏にも関わらずクーラーなしで涼しい風が通り抜ける。お昼は大津ちゃんぽんというご当地B級グルメを食べた。ちゃんぽんといっても長崎ちゃんぽんとは全くの別物。長崎ちゃんぽんが豚骨ベースのだしであるのに対し大津ちゃんぽんは鶏ガラのあっさりスープ。また麺は長崎が太麺に対し大津は普通の中麺。上に載せる具も長崎が野菜と海鮮が中心に対し大津は野菜と豚肉。もうはっきり言って何をもってちゃんぽんなのかはわからない。ただ味はかなり美味しかった。
- 彦根城天守
- 昔ながらの木造建築のまま
- 彦根城から見える琵琶湖
- 台風一過の琵琶湖
- 大津ちゃんぽん
その後秀吉出世の城である長浜城へ。ここは完全に復元された城。昼食後ということもあり強烈な睡魔が襲う。人も少ないのでここのベンチで仮眠。そしていざ関ケ原古戦場へ。ここは今でもほとんど何もないひらけた野原。かつてここで日本を二分する史上最大の合戦が行われたと思うと感慨深いものがある。この国で生まれその歴史の延長に生きる者にとってそれは決してただの史実ではないような気がするからだ。
- 秀吉出世の長浜城
- 関ケ原 石田三成本陣跡
- 光成の本陣 から見下ろす関ケ原
京都のゲストハウス宿泊する。たまたま陶器市の時期だったようで偶然にも泊まった場所の目の前の通りで陶器市が夜遅くまでやっていた。屋台が延々と続きとても面白い。鳥がデザインされたマグカップを買う。作家さん手作りの物っていい。しかもそれを本人からの説明を受けながら買うってなかなか贅沢だ。23:00過ぎということもあって深夜割引もしてもらった!^^
- 鳥のマグカップを購入
8/9(水)
昼に京都駅でニットデザイナーさんとタペストリー作家さんと会う。前々からこの二人をつなげたいと思っていたのだが、今回実現できてよかった!二人はとっても気が合ったようでこれからも友達として繋がり続けられそう!その後、三重県へ移動。人生初の単線1両編成のディーゼル鉄道で三重の田舎のお寺へ。この日はこのお寺の僧侶さんのご配慮でお寺に泊めてもらう。夜は僧侶さんの幼馴染の友人たちを囲んでのお食事会。お友達の一人にフレンチのシェフがいるそうで、そのシェフの家でフレンチのフルコースをいただく。来たこともない田舎のお坊さんの寺に泊めてもらって一流シェフの家でフレンチのフルコース!?もういろんなことがびっくり!笑。夜遅くまで盛り上がっていろんな話をした。
- 単線一両編成のディーゼル鉄道
- 景色ものんびりの田舎旅
- 田舎の民家でフレンチのフルコースを堪能
- リスナーである僧侶さんのお寺に泊めてもらう
8/10(木)
今日は午前中に僧侶さんの幼馴染でリスナーさんでもある方と二人で伊賀の忍者屋敷へ。実はオレもその人も特に忍者に興味があったわけではなかったのだが、僧侶さんのおすすめで気が付いたら忍者屋敷に!夏休みということもあり忍者屋敷は忍者の恰好をした子どもとその家族連ればかり。そこへ普通のおっさん二人。しかも内心は二人とも忍者に興味があるわけではない(笑)でもでもいろいろ説明を聞いたり、展示を見る中で忍者のすごさを実感!少し興味が出てきてしまい帰りには売店で「忍者の教科書」を購入するまでに(笑)
- いたるところに忍ぶ忍者たち
- この忍者の状況は不明
- 子ども忍者と一緒に説明を受ける
- 一番驚いた忍術
- 忍者の教科書を購入
午後から僧侶さんとバトンタッチで奈良の素敵なお寺に連れていってもらった。一つ目は女人高野とも呼ばれる室生寺。ここは高野山が女人禁制だった時代に女人の信仰を集めた由緒正しき歴史のある寺。本堂にある木製の仏像が圧巻。その後、真言宗豊山派の総本山である長谷寺へ。こちらも立派な階段が続くとても由緒ある大きなお寺。階段を上がりきった本堂には金色で巨大な観音像。そして広い舞台。アクセスもあまりよくない立地に平日だったこともあり人もまばらでとても贅沢な時間を過ごすことができた。そのまま僧侶さんに和束町まで送ってもらいこの日は和束町で仕事。夜も和束町に宿泊した。
- 室生寺の階段
- 室生寺の本堂。この中にたくさんの立派な仏像が。
- 長谷寺
- 長谷寺の階段
- 長谷寺の舞台
8/11(金)
和束町の朝、周囲を散歩するとやはりお茶の名産地だけあってあたり一面茶畑が広がる。和束町は宇治茶のおよそ50%を生産する宇治茶の原産地でしかもその中でも最高品質の茶葉を生産する知る人ぞ知る茶源郷なのだ。茶源郷とは和束町のかかげるキャッチフレーズのようなもので実際、和束町にいくと「茶源郷」という看板もよく目にする。この日は帰る日なのだが、なにせ和束町もアクセスの悪いところにある。ところがここで奇跡が!なんと京都在住のリスナーさんがこの日に偶然名古屋に帰省するとのことでその車に便乗させてもらうことに!名古屋までいろんな話をしながら楽しくドライブしてその後新幹線で神奈川へ。こうして8月の仕事の1回目は終わったのでした。
- 和束町はあたり一面茶畑
- 美しい茶畑が広がる
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