年を重ねていくにつれて日本的なものが好きになってくるのは自分だけでないと思う。
気づけば、昔はそんなに気にもしていなかった桜が、年々好きになってきて、今年も桜の花の見事さに心奪われた。
知り合いが「桜をあと何回見られるかと数えると人生の短さを感じる」と言っていたが、確かに桜を見る回数は有限の生というものを感じさせるような気がする。
ユッスーが前に「この友達とあと何回会えるか」みたいな話をしていたが、確かにあと10回会える人って少ないかもしれない。
そう思うと、一回の出会いはまさに一期一会だ。もっとそう感じていかないといけないない。
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桜は毎日姿を変える。徐々に徐々につぼみをふくらませて、一つ咲くと一気に咲き誇り、そしてまた徐々に花を散らし、ある時を境に一気に花を散らせて宙を舞う。
桜の見ごろは数多くあるが、その美しさには「未完成」や「悲しみ」「途上」のようなほんの少しの「不足」を含んでいるように見えるのは僕だけだろうか。古来より桜は、満開よりも「7分咲き」や「散り際」が美しいとされている。僕に言わせれば満開の咲き誇る桜は強すぎて楽しみにくい。美しすぎて近寄りがたいとも言えようか。僕は、ほんのり葉桜になりかけている桜が舞い散るさまが一番美しいと思っている。それは最盛期を過ぎたという意味では「不足」の状態なのかもしれないけど、僕は、何か次への「途上」や「予感」みたいなものを感じてしまう。そして新緑のさわやかなまでにビビッドな黄緑とのコントラストもたまらない。
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今年も気が付けば、新年度が明けた。
自分のことが整理できてなくて、いろいろぐちゃぐちゃだ。心がぐちゃぐちゃで準備ができていないのに時は過ぎる。
淡々と、粛々と、時は過ぎる。
それは一種の救いであると思う日がくるはずだ。時がもつ冷酷さは自分を見失ったものにもう一度リズムを取り戻すきっかけになるからだ。
自らのリズムを失うとぎこちなくなる。生きにくくなる。毎日がつらくなる。笑った顔が作り笑顔みたく感じる。何が楽しいのかを忘れてしまった気になる。そんな毎日でも、過ぎていく。とっても楽しくて、とっても幸せで、何不自由ない毎日が過ぎていくのと同じように。
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僕は実物のカエルはあまり好きではない気がする。
でも、カエルは好きな気がする。
僕は蛇は大嫌いだ。
でも、キャラクター的な蛇はむしろ好きだし、自分でもよくグネグネした絵を描く。
僕はぬるぬるしたもの、気持ち悪いものは嫌いだ。
でも、ぬるぬるしていないもの、気持ち悪くないものは嫌いじゃない。
だから触感がなければいいのかなと思う。
爬虫類は往々にしてそんな感じだ。
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部屋に本が増えてきた。
ストレスがたまると本を買ってしまうことがある。
でも読む時間がなくて結局また新しいストレスの火種になる。
だからとうとう「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」という本を買った。
信頼する後輩一押しの本でもあったからね。
でも、結局読む時間もなくて、ストレスになっちゃったってわけ。
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先日、友達が車を出してくれて、3人で千葉の寺をめぐりながらドライブしてきた。
仏教について語る時、少しだけ元気になれる自分がいる。
仏教を語る人の功徳は法華経の法師品にも説かれているが、やはり仏教の話を少しするのもいいかもしれないな。
あ、結局GWのチャイチャイセミナーは見送りました。
チャイチャイセミナー2~仏教編~」についてはまた改めてご連絡しますね。
今年は名古屋と大阪、九州での開催をしたいな。
瀬戸内にも行くので、人が集まるなら広島や瀬戸内での開催もしてみたいな。
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チャイチャイ旅行については、昨年よりも少し規模を大きくして千葉で行う予定です。
九十九里から歩いてすぐの1軒屋のめどが立ち、先日下見してきました。
今年も「人生を変える夏SP」やっちゃいましょ☆
ものすごく楽しいお泊り企画考えてます。たぶん20人くらい泊まれます。
また詳細はHPやFacebookでお伝えします。
昨年の九州旅行のメンバーは本当にゴールデンで、今でもつながってて毎日のようにやりとりしてる。彼らも自分たちでよく集まってるみたい。そのうちまた九州にも行きたいな。でも遠いんだよな。
昨年の九州旅行の様子を参加メンバーの一人がまとめてくれたので、もう1年近く経っちゃったけど、九州旅行記もそのうちアップするね。
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だらだらと日記書いてたら、少し元気になってきたよ。
最近は平日毎日飲んで「ちくしょー」って叫んでるので、付き合ってくれる人いたら声かけてね。
相模大野の激安焼き鳥屋で1時間くらいうまい焼き鳥食って帰りましょう。
お友達、いつでも大募集してます。
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僕、最近ふと思ったんだけど、「村上」って苗字って表現者に向いてる気がする。
村上って名前で売れてる人が多いと思うんだ。
だからどうせならオレもそれにあやかって「村上」って名乗ろうかなと思ったよ。
村上チャイ
なんか唐突で、おもしろいかもね。
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あ、そういえば、この前の村上隆のコレクション展みたいな、フラットみたいなのに行きそびれてとっても悔しい。
なんか素敵な作品に触れたいな。
心がやさぐれてるからアートに触れたいな。
最近は絵も描けてないやい。
もう少し。でもね、たぶんね。もう少しなんだな。
少しずつだけど、チャイは進んでるよ。
「よいことはカタツムリの速度で進む」(ガンジー)
今、いきなり思い出した言葉。
せっかちなチャイにはお説教にしか聞こえないけど、自分の向き合ってるつらさは、きっと良い変化なのだと抱きしめてくよ。
そんなんだな。
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またね。
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