さて過去の日記シリーズです。思えば、こういうところにも「畳の目」を始める萌芽があったのかなと思います。
今日は2007年6月12日の日記の転載です。
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さて最近は、無駄なこと、ぐるっと回り道することの魅力をにわかに学び始めました。
人生に無駄が多い人って憎めないです。ぐるっと回り道をしてきた人って信用できます。
自分は、今まではショートカットをしてでも目的地に到着したいっていうタイプでしたが、今は回り道をしてでも有意義に行きたいって思い始めました。そういう器が欲しいと思いました。
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「大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ」 スナフキン
本当にしたいこと。それが使命なんだと思います。
スナフキンの言葉にはすごい味があります。
スナフキンは実はミィの異父兄弟って、知ってましたか?
そう言われてみれば顔が似てます。
ところで、人はなぜ、スナフキンに惹かれるのでしょう。
それは彼が自由に生きてるから、と同時にミステリアスだから、と思いました。
ミステリアスっていうのは大事な要素です。
それは、自分の世界、言い換えれば、「非日常」の世界を持ってるってことです。
日常からそっと抜け出して「非日常」の世界に浸る。
これが、趣味ってやつです。
日常の出来事を「非日常」として考える。
これが、哲学ってやつです。
あるいは、ありふれた日常の一コマを「非日常」として表現する。
これが、芸術ってやつです。
現実に押しつぶされないように、日常に忙殺されないように、僕たちは誰もが「非日常」を持っていた方がいい。そんなことを考えてました。
自分にとっての「非日常」って何なのか。
これを考える時、ちょっと人生の本質に迫れるような気がする今日この頃です。
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