前日から波乱に満ちた幕開けとなりつつも全員が揃って迎えたチャマツアーの初日。(0日目の日記はこちらから)
ここで今回の参加メンバーを紹介しよう。
参加メンバーの紹介
チャイ
このツアーの企画者。アフリカのガーナから直行してイスタンブルチャマツアーを企画。
ゼロセブン
チャイの彼女で今回のツアーの助手的役割。しおり担当。チャマツアーの公式のしおり制作や前日準備にも同行した。007に憧れているチャイのガールということで今回はこの表記になった。
サクラ
しっかりしている美人女子。しっかりしていない男子はサクラさんに怒られることもある。今回のツアーでは多くの薬を常備していてチャイの命を助けた。
ちー
畳トレーニング*担当。大いなるトレーニングを積むため事前のトルコスイーツ調査も万全。片言のトルコ語まで練習してきた頑張り屋女子。(*畳トレーニングとは世界各国の甘いものに果敢に挑戦していく修行である)
choco
いつも笑顔でみんなを包み込んでくれた励まし包容力担当。ちーさんとともに畳トレーニング担当も兼任。ちーさんとは畳・セカザツつながりで出会い、プライベートでカンボジア旅行に行くほどの仲。
元
路面電車に乗りたい、本場のサバサンドを食べたいと参加。チャイが17年前にトルコに置きっ放しにしてきたウードという楽器を日本に運んでくれた。
アンナ
海外から初参加の女子大生。英語がペラペラ。観光案内は現地の案内板をアンナさんに読んでもらうのが一番正確だということで観光案内担当に抜擢。
ムロイ
しっかりしてそうに見えるその姿から大いなるギャップを秘める天然担当。今回の旅のミラクルはほぼムロイさんきっかけ。一度一緒に過ごすともう目が離せなくなる。
kyo
本格的な山ガールで地図を持って1人でも颯爽と冒険に出る。チャイがガーナで購入したお面を持ち帰るためにわざわざ大きなスーツケースを借りてきてくれた。カッパドキア組のタイムキーパーとして活躍。
まみいぽっちゃり
スターバックス担当。あらかじめイスタンブールにあるスタバをチェックしてきて、スタバを見つけるとダッシュで駆け込む。現地の人とも積極的に交流するナイスママ。
トシ
カッパドキアグループのリーダー。カッパドキアツアーの手配を進めてくれた。優しくて物静かだが頼れる青年。いいカメラを持ってる。
***
さて、いよいよチャマツアーも今回が本番1日目。この日は旧市街のメジャーな観光地を回りました。今回はちーさんが書いてくれた日記でご紹介します☆
6月25日、おしゃれトルコ朝食でスタート!
今日からチャマツアー本番!!
張り切って起きる。
朝ごはんは、近くのカフェに行く人と近くのパン屋さんでパンを買ってきて家で食べる人に分かれた。
私は近くのカフェに行く組
チャイさんが言っていた、これがトルコ一般的な朝食だ!というお手本のような朝食を頂く。
注文してドキドキしながら待っていると、大きな白いお皿に野菜やチーズ、ハム、ゆで卵、オリーブなどがいっぱいのせられて出てきた。

ちょっと豪華なトルコ風朝食
これをパンと一緒に食べる。もちろん、トルコのチャイも一緒に。
野菜はオリーブオイルや塩でシンプルに食べるのがとても美味しい!
パンはおかわり自由でジャムやチーズと食べるととまらなくなる。
お皿には、なんだか日本では見慣れないものものっていた。
四角くて薄く切ってある白っぽいもの。食べてみると甘くて、ちょっとザラザラしててザクザクだけど柔らかいお菓子だった。
(あとで、「ハルヴァ」というお菓子だとわかる)
みんなのことやトルコのことを話しながら食べて、楽しい朝ごはんになった。
朝ごはんの後は、一旦家に戻って準備していよいよ出発!
バスに乗り、旧市街地へ行く。
事前に購入してもらっていたイスタンブル公共交通機関で使えるイスタンブルカードで乗車した。(超便利!)

イスタンブールカードの機械
今日は月曜の朝。バスに乗るとちょっと憂鬱そうな表情を浮かべた人が多い気がする。トルコでも月曜の出勤は大変そうだなと思いつつ、少しずつ旧市街へ近づいて行く風景を見てワクワクが止まらない。
バスを降りて次はトラムという路面電車に乗る。

旧市街観光の中心エリアを走るトラムヴァイ(路面電車)
この時乗った路面電車は、アンナさんがカナダで乗ったものと同じタイプらしい。
路面電車を降りてすぐに、大きなモスクが見えた。
あの、スルタンアフメットジャーミイらしい!
しかし、まずは地下宮殿に行く予定なのだ。
幻想的な地下宮殿でメデューサを見る
チケットを買って中に入る。
前に映画『インフェルノ』で見た場所で、行ってみたいと思ってたからすごく嬉しかった。
中に入ると薄暗い中に明かりが灯してあって柱がいっぱい並んでるのわかる。少し濡れた階段を気をつけながら降りていくと、真っ先に目に飛び込んできたのは、アラビアンな衣装とセットだった。(笑)
お店の人が写真撮影をしていかないかと声をかけてきたが、丁重にお断りして目的の地下宮殿内を見て回る。
(そういえば、セカザツで地下宮殿でライブをしててせっかくの雰囲気が台無しだがそこがトルコ人だよなっていう話をチャイさんがしていたことも思い出した。)
中の空気はひんやりと湿っていて、オレンジっぽい灯りが幻想的。

イェレバトゥン・サルヌジュ(地下宮殿)
下をみるとあまり水は溜まっていなかった。
映画で見たときは人が溺れそうなくらい水が張っていたけど、普段は抜かれているのかな?
柱の中にはひとつだけ、いっぱい目が彫刻してあって、柱が水に濡れているものがあった。涙の柱というみたい。説明が書かれてあったけど、なんでこれだけそうなのかよくわからなかった。

涙の柱
さらに奥に進むと本命のメデューサの柱が!

横向きのメデューサ

逆さまのメデューサ
メデューサは横を向いているものと逆さまのものがあった。1つかと思ってたけど、2つもあったのか。普通の向きのもどこかにあるのかな?
メデューサの場所でみんなで記念撮影もした。

メデューサと一緒に記念撮影
荘厳なアヤソフィアと歴史の重み
地下宮殿の後は、アヤソフィアへ向かう。
歩いてすぐの所にあった。

アヤソフィアの外観
ミュージアムパスをここで買って敷地内に入る。入り口では、手荷物検査もあって結構厳重な警備だなと思った。
昨日は、大統領選だったこともあるかな。テロに警戒していたみたいだ。
観光客も普段よりかなり少ないらしい。
いよいよ博物館内に入る。
入り口から大きな扉の迫力がすごい。

1階の回廊部分

重厚な扉の向こうに巨大なドーム空間が
大広間に入るとモザイクと広い空間に圧倒される。工事中だったけど、そんなの全然関係なく感動する。この建築物を超えるものを作りたいと思ったミマール・シナンの気持ちを思いおこした。
進んでいくと、天井にイエス・キリストのモザイク画と両側にあるアッラーとムハンマドと書いてある円盤が見えた。

中央にマリア像、左手にはアラビア語で「ムハンマド」、右手には「アッラー」と書かれた大きな看板が掲げてある。
これ、世界史の資料集で見たやつだ!!ってすごくテンションが上がる。
じっと見上げながらアヤソフィアがみてきた歴史に想いを馳せると一人でトリップしてしまった。

ビザンツ形式の最高傑作と称される建築様式

荘厳なドーム空間が広がる

天井部。写真左手にそびえているのは修復のために設置されている足場
二階にも上がれるらしいのでみんなで行ってみる。階段で登る。二階では、モザイクがより近くで見えたり、あの文字の円盤の裏側も見えたりする。

看板の裏側はこうなってる

2階回廊部分にあるキリスト像のモザイク画

2階から眺めたドーム空間。左手の足場の存在感にも関わらず圧倒的な空間美に魅了される
モザイクの下側がはがされていたりして、歴史で習ったことが間近に見られたと、感動した。
色んな飾りやモザイク画があったけど、私の目に入ったのはパイナップルみたいなモザイク画。パイナップルがいっぱいある!と思ったけど、みんなは魚じゃないかと言ってた。

話題になった謎のパイナップル
確かに、この時代トルコにパイナップルはなさそうだし、魚はキリスト教に色々関係があるしなあと納得する。
私のアヤソフィアで1番よかったなと思うポイントはやっぱりあのキリストのモザイクとイスラムの円盤が一緒に見える正面の所。

やはりこれが寛容と共生の文明、トルコの象徴
下からみるちょっと遠いあの角度が最高だなと思った。手の届かない感じがすごくいい。
あと、アヤソフィアの中には猫ちゃんがいてみんなが写真を撮ってもリラックスしてモデルさんみたいだった。

アヤソフィアの中にいる猫
アヤソフィアは、今回のメンバーが良かったっていってた場所No.1だし、私も本当に感動したから、トルコ行く人は是非是非行ってほしい!
ブルーモスクは工事中、ガラタ橋でサバサンド
次は、ブルーモスクことスルタンアフメットジャーミイに向かう。
チャマツアーの旗をはためかせながら歩く途中に、テオドシウス1世のオベリスクもあった。修学旅行?っぽい学生さん達がみながら何か話してた。

チャマツアー一向の移動風景
スルタンアフメットジャーミイの敷地内へ入る。
外から見ても大きくてかっこいい!

スルタンアフメットも工事中
私はここまで来る途中でスカーフをバックのチャックに挟み込んでしまい、まみいぽっちゃりさんのハサミを借りて切ってもらった。
(まみいさんは、とても準備が良くていつも助けてもらった)
靴を脱いでスカーフを被り中へ入る。
やっぱり、工事中だった。しかも、天井が隠されているし、ほとんど見られる部分がなかった。

スルタンアフメット内部

工事の為の足場がど真ん中に

一部見えている装飾は本当に細かくて綺麗
一部隠れていない部分があって、そこはとても綺麗だった。チューリップ柄の赤い絨毯もかわいい。綺麗なステンドグラスもちらっと見えて、工事が終わったらとても美しいんだろうなと思った。
中に置いてあったモスクの模型を見ながらまた工事が終わったら来たいなと思った。
スルタンアフメットジャーミイの近くには、小さな商店街があってお土産がいっぱい売ってあった。工芸品やスパイス、お菓子。見てまわるだけでも楽しい。

スルタンアフメット裏のバザール

スパイスのお店

お皿を売っているお店
私は、ランプ屋さんに入ってランプの下見をした。別の日に行くグランドバザールにもいっぱいあるらしい。
(お土産は、帰ってきてからあれもこれも買っておけばよかったと少し後悔している!)
次は、待ちに待ったお昼。
ガラタ橋の海が見えるレストランでサバサンドを食べる。私は、お昼からビールを頼んでしまった笑

ガラタ橋の下にはレストランが並んでいる

サバサンドとトルコのエフェスビール
サバサンドはボリューミーでとっても美味しかった!
サバサンドとビール、オススメです。
レストランを出て、エジプシャンバザールに向かう。エジプシャンバザールは、バザールって感じの通りだった。ここはさらっと見て回る。
(written by ちー )
***
1日目後編へ続く
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